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監査論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問監査論 第256問

問題

監査証拠に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.監査証拠の十分性と適切性は相互に関連しており,監査要点の立証に際して,入手した監査証拠の質が高い場合は必要な監査証拠の量は少なくて済むが,監査証拠の質が低い場合は監査証拠の量によって補わなければならない。 イ.監査人は,監査サンプリングによる試査を実施する際,運用評価手続においてはサンプルの逸脱率から母集団全体の逸脱率を,詳細テストにおいてはサンプルで発見した虚偽表示額から母集団全体の虚偽表示額を,それぞれ推定しなければならない。 ウ.監査人の利用する専門家は,たとえそれが外部の専門家であっても,監査人が監査証拠を入手するに当たっての外部情報源とはみなされない。 エ.監査人は,実地棚卸の立会を実施する際に棚卸資産を実査することで,棚卸資産の実在性だけでなく,評価の妥当性に関する監査証拠が得られることがある。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

6. ウエ

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解説

正解は「ウエ」(正しいものの組合せ)。ア=誤り。監査証拠の質が高い場合には必要な量が少なくて済むことがあるが、質の低い監査証拠を量で補うことができるとは限らない。イ=誤り。詳細テストではサンプルで発見した虚偽表示額を母集団に推定しなければならないが、運用評価手続では逸脱率の推定は必要とされない(サンプルの逸脱率が母集団の逸脱率の推定値となる)(監基報530)。ウ=正しい。監査人の利用する専門家は、外部の専門家であっても、監査証拠の入手における外部情報源とはみなされない(監基報500)。エ=正しい。実地棚卸の立会において棚卸資産を実査することにより、実在性に加えて陳腐化や損傷等の評価の妥当性に関する監査証拠が得られることがある(監基報501)。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 監査論 問題16)

一問一答

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