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管理会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問管理会計論 第223問

問題

管理会計の基礎知識に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.ホテル業界や航空業界などで主に導入されている収益管理の手法として,レベニュー・マネジメント(revenue management)がある。これは,需要に応じて柔軟に販売価格や販売価格ごとの販売数量を変えることで利益の最大化を目指すものである。 イ.責任センター別に集計される原価のうち,ある原価が当該責任センターにとって管理可能か管理不能であるかは,業績測定期間の長短によっては変化しない。 ウ.バランスト・スコアカード(BSC)には,財務の視点,顧客の視点,内部プロセスの視点,学習と成長の視点の四つの視点が存在する。BSC における因果関係とは,四つの視点間の関係を示すものではなく,戦略目標とそれを具体的に示す尺度,その目標値とそれを達成するための戦略的実施項目という目的・手段の関係を意味する。 エ.マネジメント・コントロールには様々な定義があるが,伝統的には,組織目標を達成するために,経営管理者が資源を効率的・効果的に活用することを確保するプロセスとされており,予算管理は典型的なマネジメント・コントロールの手法である。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

3. アエ

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解説

正解は「アエ」(正しいものの組合せ)。ア=正しい。レベニュー・マネジメントは、ホテル・航空業界等で導入されている、需要に応じて販売価格や価格帯ごとの販売数量を柔軟に変えることにより収益(利益)の最大化を図る手法である。イ=誤り。ある原価が責任センターにとって管理可能か管理不能かは、業績測定期間の長短によって変化しうる。短期的には管理不能な固定費も、長期的には管理可能となることがある。ウ=誤り。バランスト・スコアカードにおける因果関係とは、学習と成長の視点→内部プロセスの視点→顧客の視点→財務の視点という四つの視点間の因果の連鎖を意味する。戦略目標・尺度・目標値・実施項目の目的手段関係を指すものではない。エ=正しい。マネジメント・コントロールは、伝統的には組織目標を達成するために経営管理者が資源を効率的・効果的に活用することを確保するプロセスと定義され、予算管理はその典型的な手法である。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験 管理会計論 問題5)

一問一答

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