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管理会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問管理会計論 第235問

問題

当社は製品Xを製造販売している。当社は,製品Xに必要な部品αを製造する事業部Aと製品Xを製造販売する事業部Bという二つのプロフィット・センターを有している。次の〔資料〕に基づき,以下の文中の(ア)と(イ)に当てはまる正しい数値の組合せとして最も適切なものの番号を一つ選びなさい。 〔資料〕 1.製品X1個を製造するのに,部品α2個が必要である。 2.事業部Aは,製造する部品αを全て事業部Bに納入し,外販は行わない。 3.当期において,事業部Aは部品αを100千個製造し,事業部Bはこれをもとに製品50千個を製造販売した。 4.当期における事業部Aと事業部Bの費用は以下のとおりであり,次期においても変わらない。
費目事業部A事業部B
1個当たり変動製造原価1.6千円/個6.4千円/個
固定製造原価240,000千円370,000千円
1個当たり変動販売費0.8千円/個
固定販売費80,000千円
(注)事業部Bの1個当たり変動製造原価には,事業部Aからの部品αの仕入原価は含まれない。 5.製品Xの販売単価は25千円/個であり,次期においても変わらない。 6.事業部Aの製造能力の上限は120千個,事業部Bの製造能力の上限は80千個であり,次期においても変わらない。 7.部品αを市場で購入する場合,市場価格は4.9千円/個であり,市場価格に含まれる1個当たり販売費相当額は0.6千円/個である。 製品Xの需要が伸びていることから,当社は次期において,製品Xを80千個製造販売する予定である。製品Xを80千個製造販売するに当たり,事業部Aが部品αを120千個製造し,全てを事業部Bに納入するとともに,足りない分は市場から購入することとした。そこで,事業部Aが製造する部品αの内部振替価格を,(Ⅰ)事業部Aの1個当たり全部製造原価に125%を乗じた金額とした場合と(Ⅱ)市場価格から1個当たり販売費相当額を控除した金額とした場合のそれぞれについて,事業部利益を計算してみることとした。その結果,事業部Bの事業部利益は,(Ⅰ)の場合に(ア)千円,(Ⅱ)の場合に(イ)千円となる。

選択肢

  1. 1(ア)178,000・(イ)202,000
  2. 2(ア)178,000・(イ)262,000
  3. 3(ア)178,000・(イ)282,000
  4. 4(ア)238,000・(イ)202,000
  5. 5(ア)238,000・(イ)262,000
  6. 6(ア)238,000・(イ)282,000

正解

5. (ア)238,000・(イ)262,000

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解説

正解は「(ア)238,000・(イ)262,000」。次期は製品X80千個の製造販売に部品α160千個が必要で、事業部Aが製造能力上限の120千個を供給し、残り40千個は市場価格4.9千円で購入する。(Ⅰ)事業部Aの1個当たり全部製造原価=変動費1.6+固定費240,000千円÷120千個=3.6千円、振替価格=3.6×125%=4.5千円。事業部Bの事業部利益=売上高80千個×25千円=2,000,000-部品仕入(120千個×4.5+40千個×4.9=540,000+196,000=736,000)-変動製造原価6.4×80千個=512,000-固定製造原価370,000-変動販売費0.8×80千個=64,000-固定販売費80,000=238,000千円。(Ⅱ)振替価格=市場価格4.9-販売費相当額0.6=4.3千円。部品仕入=120千個×4.3+196,000=712,000千円となり、事業部Bの利益は(Ⅰ)より120千個×(4.5-4.3)=24,000千円増えて262,000千円。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験 管理会計論 問題17)

一問一答

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