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監査論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問監査論 第239問

問題

内部統制に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.財務報告の信頼性に関する「ITへの対応」には,企業内全体にわたる情報システムが財務報告に係るデータを適切に収集し処理するプロセスになっていることを確保することが含まれる。 イ.財務報告の信頼性に関する日常的モニタリングには,定期的に実施される棚卸手続において,関連業務担当者が,在庫の残高の正確性及び網羅性を監視することが含まれる。また,独立的評価として,内部監査部門及び監査役等が財務報告の一部又は全体の信頼性を検証するために行う会計監査がある。 ウ.新製品の開発や新規事業の立ち上げ等に伴って生じるリスクは,基本的に業務の有効性及び効率性に関するものであり,財務数値に直接的な影響を及ぼさない。 エ.財務報告の信頼性に関する統制環境には,取締役会や監査役等による財務報告プロセスの合理性の適切な監視,権限及び職責の付与や職務の分掌等の広範な方針及び手続が含まれる。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

1. アイ

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解説

正解は「アイ」(正しいものの組合せ)。ア=正しい。財務報告の信頼性に関する「ITへの対応」には、企業内全体にわたる情報システムが財務報告に係るデータを適切に収集し処理するプロセスとなっていることを確保することが含まれる。イ=正しい。日常的モニタリングには棚卸手続等において業務担当者が在庫残高の正確性・網羅性を監視することが含まれ、独立的評価には内部監査部門や監査役等が行う財務報告の信頼性の検証(会計監査)がある。ウ=誤り。新製品の開発や新規事業の立ち上げ等に伴うリスクは業務の有効性・効率性に関するものであっても、財務数値に直接的な影響を及ぼすことがあり、財務報告に係るリスクの評価の対象となりうる。エ=誤り。権限及び職責の付与や職務の分掌等の広範な方針及び手続は「統制活動」の内容であり、統制環境(誠実性・倫理観、経営者の姿勢、取締役会や監査役等の機能等)の説明としては適切でない。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験 監査論 問題19)

一問一答

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