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財務会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問財務会計論 第255問

問題

「リースに関する会計基準」および同適用指針(2024年9月13日公表)並びに以下の〔資料〕に基づき,当社(会計期間は1年,決算日は3月31日)のX2年度(X2年4月1日からX3年3月31日までの会計期間)における次の①および②の組合せとして,最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,計算結果に端数が生じる場合,その都度,円未満を四捨五入すること。 ① 期末貸借対照表において流動負債として計上されるリース負債の金額 ② 使用権資産に関する減価償却費の金額 〔資料〕 1.当社が,借手として契約しているリースの内訳は次のとおりである。
原資産リース料リース開始日リース終了日経済的耐用年数見積現金購入価額
A備品400,000円X2年4月1日X3年1月31日6年2,200,000円
B機械700,000円/年X1年4月1日X6年3月31日6年3,200,000円
2.リース料は,A備品についてはリース終了日に,B機械についてはリース開始後,年1回,3月31日に支払っている。 3.A備品およびB機械のリースは,いずれも中途解約不能であり,また,所有権移転条項および割安購入選択権は付されていない。 4.A備品およびB機械は,当社向けに特別の仕様で製作されたものではない。 5.原資産のリース開始日までに付随費用,資産除去費用およびリース・インセンティブは生じていない。 6.当社において貸手の購入価額および計算利子率は不明である。 7.当社の追加借入利子率は年4%である。リース負債およびリース負債返済額の計算に当たっては,次の年金現価係数を用いること。
利子率\期間1年2年3年4年5年6年
4%0.96151.88612.77513.62994.45185.2421
8.短期リースには簡便的な取扱いを採用している。 9.使用権資産の減価償却は,定額法を適用し,原則的な算定方法を採用している。なお,当社所有の機械および備品の減価償却は,定額法を適用し,残存価額を取得原価の10%,耐用年数を経済的耐用年数とする算定方法を採用している。 10.利息相当額の各期への配分は原則的な方法を採用している。

選択肢

  1. 1①598,360円・②467,439円
  2. 2①598,360円・②519,377円
  3. 3①598,360円・②623,252円
  4. 4①622,300円・②467,439円
  5. 5①622,300円・②519,377円
  6. 6①622,300円・②623,252円

正解

6. ①622,300円・②623,252円

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解説

正解は「①622,300円・②623,252円」。A備品はリース期間が10か月(X2年4月1日〜X3年1月31日)の短期リースであり、簡便的な取扱いによりリース負債・使用権資産を計上せず、リース料400,000円を費用処理する。したがってリース負債・使用権資産はB機械についてのみ計上する。①B機械のリース負債:リース開始日(X1年4月1日)のリース負債=700,000円×年金現価係数(4%・5年)4.4518=3,116,260円。年金現価係数を用いて各期末の負債残高を求めると、X2年度末(残り3回)=700,000×2.7751=1,942,570円、X3年度末(残り2回)=700,000×1.8861=1,320,270円。X2年度末の貸借対照表で流動負債となるのは翌1年内(X3年度中)の元本返済額であり、1,942,570-1,320,270=622,300円。②使用権資産の減価償却費:使用権資産の取得原価3,116,260円を、所有権が移転しないリースであるためリース期間5年・残存価額ゼロで定額償却する。3,116,260÷5年=623,252円。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験 財務会計論 問題20)

一問一答

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