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監査論難易度: 2026年度

公認会計士 過去問監査論 第208問

問題

監査の品質管理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.監査事務所の品質管理システムは,リスク・アプローチの適用が求められ,当該監査事務所が実施する業務の内容や監査事務所の状況を考慮して変化しうるものであり,「監査に関する品質管理基準」の規定に従って継続的かつ反復的に運用される。 イ.モニタリング及び改善プロセスの運用に関する責任者は,当年度に識別された不備に対する是正措置が,関連する根本原因に応じて適切にデザインされているかを評価しなければならないが,過去に識別された不備に対する是正措置の有効性について評価する必要はない。 ウ.監査事務所は,審査担当者が実施した審査手続の種類,時期及び範囲並びにその実施において到達した結論について文書化すること,また当該文書は審査の対象とした監査業務に関する監査調書とは区別して保存することを要求する方針又は手続を定めなければならない。 エ.審査担当者の適性や適切な能力の欠如は,審査の実施に際して審査担当者が適切な職業的専門家としての判断を行使する能力に影響を与える。そのため,監査事務所は,審査担当者として選任される者の適格性に関する規準を定める方針又は手続を定めなければならない。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

3. アエ

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解説

正解は「アエ」(正しいものの組合せ)。ア=正しい。令和3年改訂の品質管理基準は品質管理システムへのリスク・アプローチの導入を求めており、品質管理システムは監査事務所が実施する業務の内容や状況に応じて変化しうるものとして、継続的かつ反復的に運用される。イ=誤り。モニタリング及び改善プロセスでは、識別した不備の根本原因を調査し是正措置がそれに応じて適切にデザインされているかを評価するとともに、過去に識別された不備に対する是正措置が有効に実施されたかどうかの評価も求められる。ウ=誤り。審査に関する文書は、当該監査業務に係る監査調書に含めて整理・保存されるものであり、監査調書と区別して保存することを求める規定はない。エ=正しい。審査担当者の適性・能力の欠如は職業的専門家としての判断の行使に影響するため、監査事務所は審査担当者として選任される者の適格性に関する規準(必要な適性・能力・独立性等)を定める方針又は手続を定めなければならない。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 監査論 問題8)

一問一答

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