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財務会計論難易度: 2026年度

公認会計士 過去問財務会計論 第207問

問題

偶発債務に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.偶発債務とは,債務の保証(債務の保証と同様の効果を有するものを含む。),係争事件に係る賠償義務その他現実に発生していない債務で,将来において事業の負担となる可能性の高いものを意味し,当該偶発債務が存在する場合にはその内容及び金額を注記しなければならない。 イ.譲渡記録により電子記録債権を譲渡し,それにより金融資産の消滅が認識される際に保証記録も行っている場合には,譲渡した電子記録債権の金額を偶発債務として注記しなければならない。 ウ.債務の保証を行った場合,損失の発生の可能性にかかわらず保証の種類,保証先及び保証額とともに,当該保証先の財政状態等を注記しなければならない。 エ.貸借対照表日後に,所有する建物に火災が発生して重大な損害が生じることが明らかになった場合,重要な後発事象として注記を行わなければならない。それは当該注記が,将来の財政状態及び経営成績を理解するための補足情報として有用なためである。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

5. イエ

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解説

正解は「イエ」(正しいものの組合せ)。ア=誤り。偶発債務とは、債務の保証、係争事件に係る賠償義務その他現実に発生していない債務で、将来において事業の負担となる「可能性のある」ものをいう。「可能性の高いもの」に限定する点が誤りである(発生の可能性が高く金額を合理的に見積れるものは引当金として計上される)。イ=正しい。電子記録債権を譲渡し金融資産の消滅を認識する際に保証記録を行っている場合には、遡求義務と同様に、譲渡した電子記録債権の金額を偶発債務として注記する。ウ=誤り。債務保証については保証先・保証額等の注記が求められるが、「損失発生の可能性にかかわらず保証先の財政状態等」までの注記が求められるわけではない。エ=正しい。貸借対照表日後に発生した火災による重大な損害は開示後発事象に該当し、将来の財政状態及び経営成績を理解するための補足情報として注記が求められる。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 財務会計論 問題7)

一問一答

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