公認会計士に戻る
租税法難易度: 標準

公認会計士 一問一答租税法 第34問

問題

収益認識に関する会計基準と、法人税法上の収益計上との関係に関する説明として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 122条の2は収益認識会計基準の導入を踏まえ、原則として引渡し等の日に引渡し時の価額で益金算入しつつ、貸倒れや返品の可能性を織り込まないことを法令上明確化している
  2. 2収益認識会計基準を適用すれば、法人税法上も回収可能性に応じて収益の額を減額して益金算入できる
  3. 3会計上の収益計上時期は、法人税法上の益金計上時期の判定に一切影響しない
  4. 422条の2は収益認識会計基準と完全に一致しており、法人税法独自の調整は一切生じない

正解

1. 22条の2は収益認識会計基準の導入を踏まえ、原則として引渡し等の日に引渡し時の価額で益金算入しつつ、貸倒れや返品の可能性を織り込まないことを法令上明確化している

詳しい解説を見る

解説

法人税法22条の2は収益認識に関する会計基準の導入を契機に整備された規定で、資産の販売等に係る収益を原則として引渡し等の日に引渡し時の価額(時価)で益金に算入することとし、その額の計算上、貸倒れや買戻し(返品)の可能性がある場合でもこれらを織り込まないことを明確化している。よって引渡日・時価で計上し貸倒れ等を織り込まないとする説明が正しい。会計上は回収可能性等を反映し得るが、法人税法上は貸倒れの可能性を織り込まないため、回収可能性に応じ収益を減額できるとする説明は誤りである。会計上の収益計上時期は益金計上時期の判定において尊重されるため、一切影響しないとする説明も誤り。法人税法は会計基準を前提としつつ独自の調整(貸倒れ等を織り込まない等)を定めるため、独自の調整が一切生じないとする説明も誤りである。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

租税法の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では会計士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。公認会計士試験は財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の短答式科目に租税法を加えた体系で構成されます。受験資格は不要で、簿記や税理士学習からのステップアップにも向いています。