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租税法難易度: 標準

公認会計士 一問一答租税法 第97問

問題

グループ通算制度における損益通算の基本的な仕組みに関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1通算グループ内の欠損法人の欠損金は損益通算の対象とならない
  2. 2グループ内で生じた欠損金はすべて親法人にのみ帰属する
  3. 3通算グループ内の所得法人の所得金額と欠損法人の欠損金額を一定の方法により通算し、各法人の課税所得に反映させる
  4. 4損益通算はグループ内の黒字法人相互間でのみ行われる

正解

3. 通算グループ内の所得法人の所得金額と欠損法人の欠損金額を一定の方法により通算し、各法人の課税所得に反映させる

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解説

グループ通算制度の損益通算(法人税法64条の5)は、通算グループ内の欠損法人の欠損金額の合計額を、所得法人の所得金額の比で各所得法人に配分して損金算入(プロラタ方式)し、その額を欠損法人に益金算入することで、グループ全体の所得と欠損を相殺する仕組みである。よって"所得法人の所得金額と欠損法人の欠損金額を一定の方法により通算し各法人の課税所得に反映させる"が正解。欠損法人の欠損金は通算対象であるため"損益通算の対象とならない"は誤り。欠損は所得法人に配分され親法人のみに帰属するのではないから"すべて親法人にのみ帰属する"は誤り。通算は黒字と赤字の相殺であり"黒字法人相互間でのみ行われる"も誤りである。

一問一答

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