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財務会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答財務会計論 第24問

問題

企業会計原則の一般原則における「保守主義の原則」に関する説明として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1保守主義の原則は、予想される費用や損失は計上せず、予想される利益のみを早期に計上することを求める原則である。
  2. 2保守主義の原則は、いかなる場合でも過度に費用や損失を計上し、資産を著しく過小に評価することを積極的に要請する原則である。
  3. 3保守主義の原則は、収益は実現主義で認識する一方、費用や損失は発生の可能性が確実になるまで一切計上しないことを求める原則である。
  4. 4保守主義の原則は、将来の危険に備えて、企業に不利な影響を及ぼす可能性がある場合に、適正な会計処理の範囲内で慎重な判断を求める原則である。

正解

4. 保守主義の原則は、将来の危険に備えて、企業に不利な影響を及ぼす可能性がある場合に、適正な会計処理の範囲内で慎重な判断を求める原則である。

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解説

保守主義(安全性)の原則は「企業の財政に不利な影響を及ぼす可能性がある場合には、これに備えて適当に健全な会計処理をしなければならない」と定める。将来の危険に備え慎重な判断を求めるものだが、あくまで適正な会計処理の範囲内で認められ、過度の保守主義は真実性の原則に反する。よって「適正な会計処理の範囲内で慎重な判断を求める」が正しい。「予想される利益のみを早期に計上する」は保守主義とは正反対の楽観的処理である。「過度に費用や損失を計上し資産を著しく過小に評価することを積極的に要請する」は、過度の保守主義を認めない点で誤り。「費用や損失を発生の可能性が確実になるまで一切計上しない」は、慎重に見積計上する保守主義の趣旨に反しており誤りである。

一問一答

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