公認会計士に戻る
財務会計論難易度:

公認会計士 一問一答財務会計論 第58問

問題

のれんを含む、より大きな単位について減損損失を認識した場合の、減損損失の配分に関する原則的な取扱いとして正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1減損損失はまず各資産グループの帳簿価額の比率に応じて按分し、のれんには配分しない
  2. 2減損損失は全額を将来の期間に繰り延べ、のれんの償却を通じて費用化する
  3. 3のれんには減損損失を配分せず、必ず有形固定資産にのみ配分する
  4. 4原則として、まずのれんに減損損失を配分し、残額を帳簿価額に基づく比率等の合理的な基準により各資産グループに配分する

正解

4. 原則として、まずのれんに減損損失を配分し、残額を帳簿価額に基づく比率等の合理的な基準により各資産グループに配分する

詳しい解説を見る

解説

のれんを含むより大きな単位について減損損失を認識した場合、原則としてまずのれんに減損損失を配分し、その残額を各資産グループの帳簿価額に基づく比率等の合理的な基準によって配分する。のれんは超過収益力を表し、収益性の低下による損失をまず吸収させることが実態に合うためである。「まず各資産グループの帳簿価額の比率で按分しのれんに配分しない」のは配分順序が逆であり誤りである。「全額を将来の期間に繰り延べる」処理は減損損失を発生時に認識するという基準の考え方に反する。「のれんには配分せず必ず有形固定資産にのみ配分する」のも原則に反し、のれんの減損を否定してしまう。したがって、まずのれんへ配分し残額を合理的基準で配分するのが原則である。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

財務会計論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では会計士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。公認会計士試験は財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の短答式科目に租税法を加えた体系で構成されます。受験資格は不要で、簿記や税理士学習からのステップアップにも向いています。