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財務会計論難易度:

公認会計士 一問一答財務会計論 第60問

問題

固定資産の使用価値を算定する際に用いる割引率に関する説明として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1将来キャッシュフローに含まれる法人税等の影響を反映した税引後の利率を用いる
  2. 2貨幣の時間価値を反映した税引前の利率を用いる
  3. 3過去の平均的な借入利率を用い、貨幣の時間価値は考慮しない
  4. 4割引率は用いず、将来キャッシュフローを名目額のまま合計する

正解

2. 貨幣の時間価値を反映した税引前の利率を用いる

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解説

使用価値の算定に用いる割引率は、貨幣の時間価値を反映した税引前の利率を用いる。将来キャッシュフローを見積る際に法人税等控除前の金額を用いることと整合させ、税引前の割引率を対応させる点がポイントである。「税引後の利率を用いる」という説明は、キャッシュフローを税引前で見積る前提と整合せず誤りである。「過去の平均的な借入利率を用い貨幣の時間価値は考慮しない」というのは、割引計算の本質である時間価値の反映を否定しており、そもそも将来キャッシュフローを割り引く使用価値の概念に反する。「割引率を用いず名目額のまま合計する」のは割引前将来キャッシュフロー(認識判定に用いる指標)であって、現在価値である使用価値の算定方法ではない。したがって貨幣の時間価値を反映した税引前の利率が正しい。

一問一答

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