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財務会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答財務会計論 第64問

問題

その他有価証券の評価差額の処理方法である「全部純資産直入法」の説明として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1評価差益は純資産の部に計上し、評価差損は当期の損失として損益計算書に計上する
  2. 2評価差額は評価差益・評価差損のいずれであるかを問わず、その合計額を純資産の部に計上する
  3. 3評価差益・評価差損のいずれも当期の損益として損益計算書に計上する
  4. 4評価差益は当期の利益とし、評価差損は純資産の部に計上する

正解

2. 評価差額は評価差益・評価差損のいずれであるかを問わず、その合計額を純資産の部に計上する

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解説

全部純資産直入法は、その他有価証券の評価差額について、評価差益・評価差損のいずれであるかを問わず、その合計額を(税効果を調整のうえ)純資産の部に計上する方法である。時価評価の結果を損益計算書に反映させず一括して純資産に直入する点が特徴である。「評価差益は純資産の部、評価差損は当期の損失とする」のは部分純資産直入法の説明であり、保守主義の観点から評価差損のみを損益に計上する別の方法である。「評価差益・評価差損のいずれも当期の損益とする」のは売買目的有価証券の処理であってその他有価証券には当てはまらない。「評価差益を当期の利益とし評価差損を純資産に計上する」のは処理が逆転しており、いかなる方法にも該当しない。したがって差益差損の別を問わず純資産の部に計上するのが全部純資産直入法である。

一問一答

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