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財務会計論難易度:

公認会計士 一問一答財務会計論 第94問

問題

資産除去債務に関する会計基準における「資産除去債務」の定義として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1有形固定資産を将来売却する際に生じると見込まれる売却損失の見積額
  2. 2有形固定資産の修繕に将来要すると見込まれる支出の見積額
  3. 3企業が経営上の方針として自発的に行う原状回復のための支出の見積額
  4. 4有形固定資産の取得、建設、開発または通常の使用によって生じ、当該有形固定資産の除去に関して法令または契約で要求される法律上の義務およびそれに準ずるもの

正解

4. 有形固定資産の取得、建設、開発または通常の使用によって生じ、当該有形固定資産の除去に関して法令または契約で要求される法律上の義務およびそれに準ずるもの

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解説

資産除去債務とは、有形固定資産の取得、建設、開発または通常の使用によって生じ、当該有形固定資産の除去に関して法令または契約で要求される法律上の義務およびそれに準ずるものをいう。法令や契約に基づく除去義務であることが要件であり、この点が単なる将来の見込支出と区別される。「有形固定資産を将来売却する際に生じると見込まれる売却損失の見積額」は資産の評価損の話であって除去義務ではない。「有形固定資産の修繕に将来要すると見込まれる支出」は修繕引当金の対象であって除去債務ではない。「企業が経営上の方針として自発的に行う原状回復のための支出」は法令または契約による義務ではないため、原則として資産除去債務の定義には含まれない。したがって法令または契約で要求される除去に係る法律上の義務等が資産除去債務の定義である。

一問一答

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