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財務会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答財務会計論 第161問

問題

親会社が、支配を継続したまま子会社株式の一部を非支配株主へ売却した場合の連結上の処理として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1売却によって生じた売却損益を全額、連結損益計算書に計上する
  2. 2売却に係る差額をのれんまたは負ののれんとして計上する
  3. 3売却した持分に対応する持分の減少額と売却価額との差額を、資本剰余金として処理する
  4. 4一部売却を行っても非支配株主持分は変動しない

正解

3. 売却した持分に対応する持分の減少額と売却価額との差額を、資本剰余金として処理する

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解説

支配が継続する状況での子会社株式の一部売却は、親会社と非支配株主との間の資本取引とされ、売却した持分に対応する親会社持分の減少額と売却価額との差額は資本剰余金として処理する(連結財務諸表に関する会計基準・企業会計基準第22号)。したがって「差額を資本剰余金として処理する」が正しい。「売却損益を全額連結損益計算書に計上する」は誤りで、個別上の売却損益は連結上取り消し、資本取引として扱う。「差額をのれん等として計上する」も誤りで、支配継続下の一部売却でのれんは生じない。「非支配株主持分は変動しない」も誤りで、親会社持分が減少した分だけ非支配株主持分は増加する。なお支配を喪失する売却の場合は残存持分の再測定を伴い処理が異なる。

一問一答

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