問題
外観の傷や色むらのように、人の感覚で評価する官能特性を、品質特性として安定して管理するための進め方として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1評価は個人の感覚によるものなので、判定の基準は設けず、その日の担当者の判断にすべて任せる
- 2官能特性は数値で表せないため品質特性としては扱えず、管理の対象から外して検査項目にもしない
- 3合否の境目を示す限度見本や程度を示す段階見本を定め、評価者を訓練して判定のばらつきを小さくし、判定結果を記録して定期的に見直す
- 4経験の最も長い評価者を一人選び、その人の判定だけを唯一の基準として、他の評価者との照合は行わない
正解
3. 合否の境目を示す限度見本や程度を示す段階見本を定め、評価者を訓練して判定のばらつきを小さくし、判定結果を記録して定期的に見直す
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解説
外観の傷や色むら、音、風合いなどのように人の感覚で評価する品質特性を官能特性といいます。感覚による判定は評価者や状況によってぶれやすいため、合否の境目を示す限度見本や、程度を段階的に示す段階見本を定め、評価者を訓練して判定基準をそろえ、判定結果を記録して定期的に見直すことが管理の基本になります。判定基準を設けず担当者任せにすれば、日によって合否が変わり品質が安定しません。数値で表しにくいからといって管理の対象から外す説明も、官能特性が顧客の評価に直結する重要な品質特性である以上、適切ではありません。経験の長い一人の判定だけを唯一の基準とし照合を行わない進め方も、その人が不在のときに判定できず、判定のかたよりにも気づけないため不適切です。
一問一答
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