問題
設計図どおりに丁寧に作られ、できばえの品質は高いのに、その設計自体が顧客の求める使い方に合っておらず、市場で評価されなかった製品があった。この事例が示すこととして最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1できばえの品質さえ高ければ、ねらいの品質は問わなくてよい
- 2ねらいの品質(設計品質)が顧客要求と合っていなければ、いくら忠実に作っても満足は得られない
- 3製造工程を管理する意味はなく、設計だけを重視すればよい
- 4検査を厳しくすれば、設計の誤りは自然に解消される
正解
2. ねらいの品質(設計品質)が顧客要求と合っていなければ、いくら忠実に作っても満足は得られない
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解説
この事例では、設計図どおりに忠実に作られできばえの品質(適合品質)は高いのに、そもそもの設計であるねらいの品質が顧客の求める使い方とずれていたため、市場で評価されませんでした。つまり、ねらいの品質が顧客要求に合っていなければ、いくら忠実に作り込んでも満足は得られないということを示しています。できばえの品質さえ高ければねらいの品質は問わなくてよいとする説明は、この事例の教訓と正反対です。工程管理が不要とする説明や、検査を厳しくすれば設計の誤りが解消されるとする説明も誤りで、設計段階の誤りは検査では直せません。設計品質と製造品質は両輪であり、まず顧客要求を正しくとらえた設計が出発点となります。
一問一答
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