問題
仮説検定における帰無仮説(H0)と対立仮説(H1)に関する説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1帰無仮説は「差がない」とする仮説で、これが棄却されると対立仮説(差がある)が採択される。
- 2帰無仮説は「差がある」とする仮説で、採択されることを目指して立てる。
- 3対立仮説は、必ず「等しい」という形で表される。
- 4帰無仮説と対立仮説は、同時に両方とも正しいとみなす。
正解
1. 帰無仮説は「差がない」とする仮説で、これが棄却されると対立仮説(差がある)が採択される。
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解説
仮説検定では、まず「差がない・違いがない」という帰無仮説(H0)を立て、これが成り立つと仮定したときにデータがどれほど起こりにくいかを調べます。データが帰無仮説のもとではめったに起こらないほど極端であれば、帰無仮説を棄却し、「差がある」とする対立仮説(H1)を採択します。したがって、帰無仮説を「差がある」とし採択を目指すという説明は、帰無仮説と対立仮説の役割を取り違えており誤りです。対立仮説は「差がある」「大きい」「小さい」など否定・不等の形で表されるのがふつうで、「等しい」という形になるのは帰無仮説のほうなので誤りです。帰無仮説と対立仮説は互いに相反する主張であり、同時に両方を正しいとみなすことはできません。まず帰無仮説を否定できるかを問う、という検定の論理の骨格を理解することが重要です。
一問一答
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