問題
検定における第1種の誤り(あわてものの誤り)と第2種の誤り(ぼんやりの誤り)に関する説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1第1種の誤りは、帰無仮説が誤っているのに採択してしまう誤りである。
- 2第1種の誤りは、帰無仮説が正しいのに棄却してしまう誤りで、その確率を α(有意水準)で表す。
- 3第2種の誤りの確率を α で表す。
- 4第1種の誤りと第2種の誤りは、常に同時にゼロにできる。
正解
2. 第1種の誤りは、帰無仮説が正しいのに棄却してしまう誤りで、その確率を α(有意水準)で表す。
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
第1種の誤り(あわてものの誤り)は、本当は差がない(帰無仮説が正しい)のに、差があると早合点して帰無仮説を棄却してしまう誤りで、その起こる確率を有意水準 α で表します。一方、第2種の誤り(ぼんやりの誤り)は、本当は差がある(帰無仮説が誤っている)のに、それを見逃して帰無仮説を採択してしまう誤りで、その確率は β で表します。したがって、第1種の誤りを「帰無仮説が誤っているのに採択する」とする説明は第2種の誤りと取り違えており誤りです。第2種の誤りの確率を α とする説明も、α は第1種の誤りの確率なので誤りです。α を小さくすると β は大きくなりやすく、両者にはトレードオフの関係があるため、同時にゼロにすることはできません。両方の誤りを小さくするにはサンプルを大きくするのが基本です。
一問一答
全200問を繰り返し学習