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計量値の検定と推定難易度:

QC検定2級 一問一答計量値の検定と推定 第35問

問題

同じ対象について処理の前と後で測定した、対になったデータの母平均の差を検定する方法として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 12つのデータを無関係な独立標本として扱い、対の関係を無視して検定する。
  2. 2カイ二乗分布を用いて分散の差を検定する。
  3. 3差をとらず、前と後をそれぞれ別の母集団の不適合品率として検定する。
  4. 4各対の差をとり、その差の平均が0と異なるかを t分布で検定する(対応のあるt検定)。

正解

4. 各対の差をとり、その差の平均が0と異なるかを t分布で検定する(対応のあるt検定)。

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解説

同じ対象について処理の前後で測ったような対になったデータでは、まず各対ごとに差(後-前など)を計算し、その差の平均が0と異なるかを1つの母平均の検定と同じ要領で、t分布を用いて検定します。これを対応のあるt検定と呼びます。対ごとに差をとることで、対象それぞれがもともと持つ個体差(ばらつき)を打ち消せるため、処理の効果を鋭くとらえられるのが利点です。2つのデータを無関係な独立標本として扱い対の関係を無視すると、対応づけの利点が失われ検出力が下がるため適切ではありません。カイ二乗分布を用いて分散の差を検定するのは、母平均の差を問う本問の目的とは異なります。前後を別々の母集団の不適合品率として検定するのは、計量値の平均差を計数値の問題にすり替えており誤りです。対応の有無で検定の組み方が変わる点が要点です。

一問一答

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