問題
片側検定と両側検定に関する説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1片側検定では、棄却域を分布の両側に等しく分ける。
- 2「基準値と異なるか」を調べるときは両側検定、「基準値より大きい(小さい)か」と方向を決めて調べるときは片側検定を用いる。
- 3両側検定では、棄却域を片側だけに置く。
- 4片側検定と両側検定は、どちらを使っても棄却域はまったく同じである。
正解
2. 「基準値と異なるか」を調べるときは両側検定、「基準値より大きい(小さい)か」と方向を決めて調べるときは片側検定を用いる。
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解説
検定では、何を知りたいかによって片側検定と両側検定を使い分けます。「基準値と異なるか(大きいか小さいか方向を問わない)」を調べたいときは、棄却域を分布の両側に置く両側検定を用います。一方、「基準値より大きいか」あるいは「小さいか」と、あらかじめ差の方向を決めて調べたいときは、棄却域を片側だけに置く片側検定を用います。したがって、片側検定で棄却域を両側に分けるという説明や、両側検定で棄却域を片側だけに置くという説明は、片側と両側の意味を取り違えており誤りです。同じ有意水準でも、片側検定では確率をすべて片方の裾に集める分だけ棄却限界が中心寄りになり、その方向の差を検出しやすくなります。このため、どちらを選ぶかは棄却域の位置や検出力に影響します。目的に合わない片側検定を安易に選ばないよう、検定前に方向を明確にすることが大切です。
一問一答
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