問題
管理図で監視している工程において、点が管理限界の外に出て工程異常が疑われた。とるべき対応として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1異常は偶然だと考え、原因を調べずにそのまま生産を続ける。
- 2管理限界の線を広げて点が中に入るようにし、異常ではなかったことにする。
- 3記録だけ残し、原因の調査や再発防止は次回の定期点検まで先送りする。
- 4まず応急処置をとって影響の拡大を防ぎ、原因を調査して取り除き、再発防止策を標準に反映する。
正解
4. まず応急処置をとって影響の拡大を防ぎ、原因を調査して取り除き、再発防止策を標準に反映する。
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解説
工程異常とは、工程が管理状態(安定して同じ原因系だけがはたらいている状態)から外れ、見逃せない原因(異常原因)が入り込んだ状態です。管理図の点が管理限界を超える、点の並びに癖が出るなどで検出します。異常が疑われたら、まず不適合品の流出を防ぐ応急処置をとり、次に事実に基づいて原因を調査して取り除き、同じ異常が再び起きないよう再発防止策を作業標準やQC工程図に反映します。原因を調べずに生産を続けるのは、不適合の流出を招き危険です。管理限界を都合よく広げて異常をなかったことにするのは、異常を見逃すだけで工程は何も改善されません。調査や再発防止を先送りする対応も、被害を広げるおそれがあり適切ではありません。異常への迅速な処置が工程の安定を保ちます。
一問一答
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