問題
群の大きさが小さい(n≤6程度)X̄-R管理図のR管理図で、下側管理限界LCLを引かないことが多い理由として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1範囲Rはマイナスの値をとることがあるから
- 2下側管理限界を計算すると必ず0になるから
- 3群が小さいと下側管理限界の係数D3が定まらず、負の値になってしまうから
- 4下側の異常は品質に影響しないと決まっているから
正解
3. 群が小さいと下側管理限界の係数D3が定まらず、負の値になってしまうから
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解説
R管理図の下側管理限界はLCL=D3×R̄で計算しますが、群の大きさnが6以下では係数D3が定義されず(表では「−」)、計算上は負の値になってしまいます。範囲Rは最大値−最小値なので決して負にはならず、負の下側管理限界には意味がありません。そのため、nが小さい管理図ではR管理図のLCLを引かないのが一般的です。「必ず0になる」わけではなく、そもそも係数が定まらないというのが正確な理由です。範囲Rがマイナスをとることはありませんし、下側の異常(ばらつきが異常に小さい状態)が品質に無関係と決まっているわけでもありません。nが小さいときはR管理図のLCLを考えない、と押さえましょう。群を大きくしてn=7以上にすると、はじめてD3が正の値をとり下側管理限界を引けるようになります。
一問一答
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