問題
測定して得られたデータには、測定誤差が含まれる。測定誤差を構成する「かたより」と「ばらつき」に関する説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1かたよりとは、測定値が回ごとに散らばる程度の大きさのことである。
- 2ばらつきとは、測定値の平均が真の値からずれている程度のことである。
- 3かたよりは測定値の平均と真の値とのずれ、ばらつきは測定値どうしの散らばりを表す。
- 4かたよりもばらつきも、計測器を新しくすれば必ずゼロにできる。
正解
3. かたよりは測定値の平均と真の値とのずれ、ばらつきは測定値どうしの散らばりを表す。
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解説
測定誤差は、大きく「かたより」と「ばらつき」の二つに分けて考えます。かたより(偏り)は、繰り返し測定した値の平均が真の値からどれだけ系統的にずれているかを表し、計測器の目盛りのずれ(校正不良)などが原因になります。一方、ばらつきは、測定値どうしがどれだけ散らばっているかを表し、測定者の読み取りや環境の変動などが原因です。したがって、かたよりを「散らばりの程度」、ばらつきを「平均のずれ」とする説明は両者を逆にしており誤りです。また、計測器を新しくすればかたよりは校正で小さくできても、測定に伴う偶然のばらつきを完全にゼロにすることはできないため、「必ずゼロにできる」という説明も誤りです。かたよりは正確さ、ばらつきは精密さに関わる概念で、両者を区別して管理することが、信頼できる測定の基本になります。
一問一答
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