問題
自動車部品工場で以前に改善したはずの不良が、数か月後に再び増えてきた。原因を管理の面から考えたとき、もっとも適切な見方をひとつ選べ。
選択肢
- 1一度改善した不良は二度と起きないはずなので、今回の再発は測定の間違いだと考えるのが妥当である。
- 2改善した内容が標準として定着せず、点検や処置の仕組みも弱かったために、時間とともに元のやり方へ戻った可能性が高い。
- 3再発は避けられない自然な現象なので、原因を調べず、そのつど不良品を選別すればよい。
- 4改善の効果が続いているかを確認する必要はなく、再発しても新たな対策は不要である。
正解
2. 改善した内容が標準として定着せず、点検や処置の仕組みも弱かったために、時間とともに元のやり方へ戻った可能性が高い。
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解説
改善で得た成果を保つには、効果の出たやり方を作業標準として定着させ、決めたことが守られ効果が続いているかを管理項目で点検し、外れたら処置する歯止めが必要です。これが弱いと、担当者の交代や慣れによって少しずつ元のやり方へ戻り、時間とともに問題が再発します。したがって、標準の定着と点検・処置の仕組みが弱かったために元へ戻ったという見方が適切です。一度改善したら二度と起きないはずとして測定の間違いと決めつける見方は、維持の難しさを見落としています。再発を自然現象として原因を調べず選別だけで済ませる見方や、効果の確認も新たな対策も不要とする見方は、維持と改善の考え方に反します。歯止めの弱さを疑い、仕組みを立て直すことが必要です。
一問一答
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