問題
選択肢
- 1アイ
- 2アオ
- 3イウ
- 4ウエ
- 5エオ
正解
3. イウ
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解説
正解は「イウ」(正しいものの組合せ)。 ア=誤り。他人の権利の売買において、売主がその権利を取得して買主に移転する義務を負い(民法561条)、売主が後に所有権を取得したときは、買主はその時に所有権を取得する。売買契約の時にさかのぼって所有権を取得するものではない。根拠:民法561条、176条 イ=正しい。立木の所有権を留保して土地を売却した場合、その留保を第三者に対抗するには、立木につき登記又は明認方法を備えなければならない。これを備えないまま土地及び立木が転売されたときは、留保した者は譲受人に対し立木の所有権を主張することができない。根拠:民法177条、立木ニ関スル法律 ウ=正しい。Aは動産甲をBに売却した時点で無権利者となっており、Bから買い受けたCとの関係では前主にすぎず、民法178条の「第三者」に当たらない。したがってCは引渡しを受けていなくてもAに対して所有権を主張することができる。根拠:民法178条、176条 エ=誤り。Aは書類を偽造して登記名義を得たにすぎない無権利者であるから、Aから買い受けたCも所有権を取得しない。そしてCは真の所有者Bからの譲受人Dとの関係で対抗問題に立つ者ではないから、DはCに対し所有権を主張することができる。根拠:民法177条、94条2項 オ=誤り。解除条件付きの売買においては、条件が成就すれば契約は効力を失い所有権は売主に復帰することになるから、買主が取得する所有権も解除条件付きのものにとどまる。契約が締結された時点で確定的に所有権を取得するわけではない。根拠:民法127条2項、176条 以上より、正しいのはイとウであり、正解は「イウ」となる。(出典: 令和3年度 司法書士試験 午前の部 第8問)
一問一答
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