問題
選択肢
- 1アウ
- 2アオ
- 3イエ
- 4イオ
- 5ウエ
正解
2. アオ
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解説
正解は「アオ」(正しいものの組合せ)。 ア=正しい。弁済をするについて正当な利益を有する者でない第三者は、債権者の意思に反して弁済をすることができない(民法474条3項本文)。逆にいえば、弁済をするについて正当な利益を有する第三者は、債権者の意思に反しても有効に弁済をすることができる。根拠:民法474条2項・3項 イ=誤り。債権者の預金又は貯金の口座に対する払込みによってする弁済は、債権者がその預金又は貯金に係る債権の債務者に対してその払込みに係る金額の払戻しを請求する権利を取得した時に、その効力を生ずる(民法477条)。すなわち口座に入金の記録がされた時点であり、債権者が現実に払戻しを受けた時点ではない。根拠:民法477条 ウ=誤り。代物弁済は、弁済をすることができる者が債権者との間で他の給付をすることにより債務を消滅させる旨の契約をした場合において、その弁済者が当該他の給付をしたときに、弁済と同一の効力を生ずる(民法482条)。契約の締結だけでは足りず、現実の給付が必要である。平成29年改正により諾成契約であることが明示されたが、効力発生には給付を要する点に注意を要する。根拠:民法482条 エ=誤り。法令又は慣習により取引時間の定めがあるときは、その取引時間内に限り、弁済をし、又は弁済の請求をすることができる(民法484条2項)。当事者の合意による場合に限られない。根拠:民法484条2項 オ=正しい。債務者が同一の債権者に対して同種の給付を目的とする数個の債務を負担する場合において、弁済として提供した給付が全ての債務を消滅させるのに足りないときは、弁済をする者は、給付の時に、その弁済を充当すべき債務を指定することができる(民法488条1項)。根拠:民法488条1項 以上より、正しいのはアとオであり、正解は「アオ」となる。(出典: 令和3年度 司法書士試験 午前の部 第16問)
一問一答
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