問題
選択肢
- 1アウ
- 2アオ
- 3イウ
- 4イエ
- 5エオ
正解
3. イウ
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解説
正解は「イウ」(誤っているものの組合せ)。 ア=正しい。契約の本旨に反する使用又は収益によって生じた損害の賠償及び借主が支出した費用の償還は、貸主が返還を受けた時から1年以内に請求しなければならず、この損害賠償の請求権については、貸主が返還を受けた時から1年を経過するまでの間は、時効は完成しない(民法600条)。根拠:民法600条 イ=誤り。借主は、借用物の通常の必要費を負担する(民法595条1項)。使用貸借は無償の契約であり、借主が目的物から利益を受けている以上、通常の維持管理費用は借主が負担すべきものとされている。貸主に償還を請求することはできない。賃貸借(民法608条1項)との違いに注意を要する。根拠:民法595条1項 ウ=誤り。通常の必要費以外の費用については、民法583条2項の規定が準用され、有益費については価格の増加が現存する場合に限り、貸主の選択に従い、支出した金額又は増価額の償還を請求することができる(民法595条2項、196条2項)。価格の増加が現存していなければ償還を請求することはできない。根拠:民法595条2項、583条2項、196条2項 エ=正しい。使用貸借は、借主の死亡によって終了する(民法597条3項)。使用貸借は貸主と借主との個人的な信頼関係に基づく無償契約であり、借主の地位は相続されない。根拠:民法597条3項 オ=正しい。当事者が使用貸借の期間並びに使用及び収益の目的を定めなかったときは、貸主はいつでも契約の解除をすることができる(民法598条2項)。無償で貸している以上、貸主を長く拘束する理由がないからである。根拠:民法598条2項 以上より、誤っているのはイとウであり、正解は「イウ」となる。(出典: 令和4年度 司法書士試験 午前の部 第18問)
一問一答
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