問題
選択肢
- 1アイ
- 2アオ
- 3イウ
- 4ウエ
- 5エオ
正解
2. アオ
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
正解は「アオ」。ア=正しい。従前の給付の内容について重要な変更をする契約は更改に当たり(民法513条1号)、更改によって従前の債務は消滅する。金銭債務を肖像画を描く債務に変更する合意はこれに当たり、旧債務が消滅する以上、附従性により保証債務も消滅する。イ=誤り。民法438条は、連帯債務者の一人と債権者との間に更改があったときは、債権は全ての連帯債務者の利益のために消滅すると定める。更改は絶対的効力事由であるから、BおよびCも債務を免れる。ウ=誤り。民法514条2項は、債務者の交替による更改後の債務者は、更改前の債務者に対して求償権を取得しないと定める。更改後の債務者は自らの債務を弁済したにすぎないためである。エ=誤り。民法515条1項は、債権者の交替による更改は、更改前の債権者、更改後に債権者となる者および債務者の契約によってすることができると定める。債務者を含む三者間の契約が必要であり、旧債権者と新債権者の二者間ですることはできない。オ=正しい。民法518条1項は、債権者は更改前の債務の目的の限度において、その債務の担保として設定された質権または抵当権を更改後の債務に移すことができるとしつつ、ただし第三者がこれを設定した場合にはその承諾を得なければならないと定める。債務者の交替による更改では、更改前の債務者は更改後の債務との関係では第三者に当たるから、その承諾が必要である。したがって正しいのはアとオである。(出典: 令和7年度 司法書士試験 午前の部 第18問)
一問一答
全11科目1,000問を科目別に学習