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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第214問

問題

消費者の最適消費点では何が成立するか?

選択肢

  1. 1限界代替率=価格比
  2. 2限界効用=価格
  3. 3予算を使い切らない点が選ばれる
  4. 4限界費用=限界収入

正解

1. 限界代替率=価格比

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解説

消費者がいちばん満足する買い方(最適消費点)では、無差別曲線と予算制約線がちょうど接し、そこで「限界代替率=価格比」が成り立ちます。限界代替率(MRS)は無差別曲線の傾きで「自分の中でX財1個はY財何個分の価値か」という主観的な交換比率、価格比は市場での交換比率。この2つが一致する点が最適です。 なぜ一致するのか、ズレている場合を考えるとわかります。もし「自分はX財1個をY財3個分に感じている」のに、市場ではX財1個がY財2個で買えるなら、Y財2個を手放してX財に換えれば、感覚的にはY財3個分の価値を2個分のコストで得られるのでトクします。こうした組み替えの余地がある限り満足は増やせるので、まだ最適ではありません。組み替えても得しなくなる=主観の交換比率と市場の交換比率が一致した点こそが、予算内で満足が最大になる場所です。 紛らわしい選択肢を整理しましょう。「限界効用=価格」は正確な条件ではありません。正しくは各財の限界効用を価格で割った値(1円あたりの限界効用)が財の間で等しい(加重限界効用均等、MUx/Px=MUy/Py)という形で、これは限界代替率=価格比を書き換えたものです。「予算を使い切らない点が選ばれる」は誤りで、「多いほど望ましい」(単調性)の下では予算が余っていれば必ず予算線上のより良い点に移れるため、最適消費点は必ず予算制約線上にあります。限界費用=限界収入は企業(生産者)の利潤最大化条件で消費者の話とは別物です。

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