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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第248問

問題

無差別曲線の傾きの絶対値を何というか?

選択肢

  1. 1限界代替率
  2. 2限界変換率
  3. 3限界効用
  4. 4機会費用

正解

1. 限界代替率

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解説

無差別曲線の傾きの絶対値が限界代替率(MRS)です。これは「同じ満足を保ったまま、X財を1単位多く手に入れる代わりに、Y財を何単位手放してもよいと思うか」という、消費者の主観的な交換比率を表します。 直感で考えましょう。喉がカラカラのとき、水1杯のためならパンを何個か譲ってもいい、と思うかもしれません。これがそのときのMRSです。無差別曲線上を右下へ動く(X財を増やしY財を減らす)とき、満足を一定に保つために手放してよいY財の量がMRSであり、それが曲線の傾きの大きさになります。重要なのが限界代替率逓減という性質。X財をすでにたくさん持っていると、もう1個増やすためにY財を手放してもよいと思う量は次第に小さくなります(ありがたみが薄れる)。このため無差別曲線は原点に対して凸(内側にふくらんだ)形になります。 消費者の最適化とのつながりも押さえましょう。消費者が満足を最大にする点では「限界代替率=価格比」が成り立ちます。自分の中の交換比率(MRS)と市場の交換比率(価格比)が一致する点が最適、というわけです。紛らわしい用語として、限界変換率は生産可能性フロンティアの傾き(生産側の交換比率)、限界効用は追加1単位の満足そのもの、機会費用は諦めた選択肢の価値で、いずれも無差別曲線の傾きそのものではありません。『無差別曲線の傾きの絶対値』は限界代替率です。

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