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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第239問

問題

商品の仕入原価に引取運賃などの付随費用を加えた金額を何というか?

選択肢

  1. 1取得原価
  2. 2正味売却価額
  3. 3再調達原価
  4. 4標準原価

正解

1. 取得原価

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解説

取得原価とは、商品や材料などの棚卸資産を手に入れるためにかかった金額の合計で、購入代価(仕入れの本体価格)に、引取運賃などの付随費用を加えたものをいいます。「いくらで仕入れたか」だけでなく、「手元に届くまでにかかったコスト全部」を原価とみなす、という考え方です。 なぜ付随費用まで含めるかというと、その商品を販売できる状態にするためには、仕入れ本体の代金だけでなく、運んでくる費用なども必要だからです。これらを含めて初めて、その商品の本当のコストといえます。式で表すと、棚卸資産の取得原価=購入代価+付随費用(引取運賃、荷役費、運送保険料、購入手数料、関税など)。たとえば商品を1,000円で仕入れて引取運賃が50円かかったら、取得原価は1,050円になります。逆に、仕入値引や仕入割戻(リベート)を受けた分は、コストの減少なので購入代価から控除します。 似た用語と区別しましょう。正味売却価額は、売れる見込みの価格から販売にかかる費用を引いた「売る側から見た価値」で、期末評価に使います。再調達原価は、いま同じものを買い直すとしたらいくらかかるかという時価。標準原価は、あらかじめ目標として設定した原価です。これらに対し、取得原価は『実際に取得するのにかかった購入代価+付随費用』である点が決め手です。

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