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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第252問

問題

短期において固定費用を回収できないが操業を続けるべき条件はどれか?

選択肢

  1. 1AVC<P<AC
  2. 2P<AVC
  3. 3P>AC
  4. 4P=MC

正解

1. AVC<P<AC

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解説

短期で赤字でも、すぐ店を閉めるのが正解とは限りません。判断の物差しは「価格Pが平均可変費用AVCを上回っているか」です。条件AVC<P<ACは、材料費や人件費といったその都度かかる変動費はちゃんと売上でまかなえているが、家賃や設備費といった固定費までは取り戻せていない、という中途半端な状態。それでも操業を続けたほうがマシなのです。 なぜか。固定費は店を開けても閉めても出ていくお金。もし操業をやめれば、売上ゼロで固定費がまるまる損になります。逆に営業すれば、変動費を払ってなお少し手元に残り、その残りで固定費の一部を埋められる。つまり損を小さくできるわけです。例えば月の固定費が100万円で、営業すれば変動費を引いた後に60万円残るなら、休めば100万円の損、開ければ40万円の損。開けたほうが60万円トクします。 だからこそ、P<AVC(変動費すら回収できない)まで価格が落ちたら、今度は操業停止が正解。この境目が「操業停止点」で、ちょうどAVCの最小点にあたります。一方P>ACなら固定費まで回収して黒字、P=MCは利潤最大化の条件であって操業の可否を決める基準ではありません。混同しないように。

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