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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第280問

問題

総費用を生産量で割ったものを何というか?

選択肢

  1. 1平均費用(AC)
  2. 2限界費用(MC)
  3. 3平均可変費用(AVC)
  4. 4平均固定費用(AFC)

正解

1. 平均費用(AC)

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解説

総費用(その生産量を作るのにかかった全費用)を生産量で割ったものが「平均費用(AC)」です。式はAC=TC÷Qで、要するに製品1個あたりにいくらかかっているか、を表します。 たとえば、100個作るのに総費用が50万円なら、平均費用は1個5,000円。経営の感覚でいえば「1個あたりの原価」にあたり、これが価格を下回っていれば利益が出る、という判断材料になります。平均費用は固定費を生産量で薄める部分(平均固定費用AFC)と、1個あたりの変動費(平均可変費用AVC)の合計でもあります(AC=AFC+AVC)。 グラフ上では、ACは典型的にU字型を描きます。最初は固定費が大量の生産で薄まるので下がり、やがて固定的な設備のもとで労働などを増やしても生産が伸びにくくなる(限界生産力逓減)ために限界費用が上がり、平均費用もまた上がるためです(設備規模まで変えられる長期では、規模の不経済が同じ役割を果たします)。ここで重要な性質が一つ。限界費用(MC=もう1個作る追加費用)の曲線は、必ずACの最小点(U字の底)を下から上へ突き抜けます。直感的には、追加1個のコスト(MC)が平均より安いうちは平均を引き下げ、平均より高くなると平均を押し上げるから、ちょうど両者が一致する点でACは底を打つのです。混同しやすい平均可変費用(AVC)はACから固定費分を除いたもの、平均固定費用(AFC)は固定費を生産量で割ったもので生産量が増えるほど下がり続けます。AC=総費用÷生産量=1個あたりコスト、と覚えましょう。

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