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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第288問

問題

財・サービスの輸出入や所得の移転などの対外取引を記録する統計を何というか?

選択肢

  1. 1国際収支
  2. 2貿易収支
  3. 3経常収支
  4. 4資本収支

正解

1. 国際収支

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解説

一定期間に、その国と外国とのあいだで行われたお金のやり取りをすべて記録した統計が「国際収支」です。財・サービスの輸出入、海外との利子・配当などの所得のやり取り、投資といった対外取引を、もれなく集計したものと考えてください。 国際収支は、大きく3つの柱で構成されます。第一に経常収支——貿易やサービスの収支、海外からの利子・配当などの第一次所得、無償援助などの第二次所得を合わせたもの。第二に資本移転等収支——資本財の無償提供など特殊な移転。第三に金融収支——直接投資や証券投資、外貨準備など、資産・負債の増減を記録する部分です。 重要な性質として、国際収支は理論上ぴったりゼロでバランスします。これは複式簿記の原理で記録されているためで、たとえばモノを輸出して外貨を受け取れば(経常収支のプラス)、その外貨で海外資産を持てば(金融収支側の動き)必ず両建てで計上され、全体では帳尻が合うのです。選択肢にある貿易収支(モノの輸出入だけ)、経常収支、資本収支は、いずれも国際収支を構成する一部分にすぎません。「すべての対外取引の総まとめ=国際収支、その内訳の一つ=経常収支・貿易収支など」と階層で覚えると混同しません。

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