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経済学・経済政策難易度: 標準2008年度

中小企業診断士 過去問|経済学・経済政策 第13問

問題

経営者は、将来の経営に影響を与える要素に関するすべての情報がそろっている中で意思決定を行うことはほとんどない。次の文章の空欄AおよびBに入る最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 過去のデータなどを用いて将来起こることの発生確率が予測されている場合は A があるといい、何がどの程度の確率で起こるのかさえ予測できない場合は B があるという。両者は経済学では明確に区別される。

選択肢

  1. 1A:コールオプション B:リスク
  2. 2A:不確実性 B:コールオプション
  3. 3A:不確実性 B:リスク
  4. 4A:リスク B:コールオプション
  5. 5A:リスク B:不確実性

正解

5. A:リスク B:不確実性

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解説

ナイト(F. Knight)の区別によれば、将来起こりうる事象とその発生確率があらかじめ分かっている(確率分布が与えられている)状態を「リスク」という(空欄A)。期待値や分散などで定量的に扱えるのが特徴である。 これに対して、何がどの程度の確率で起こるのかさえ分からず、確率を客観的に割り当てられない状態を「不確実性(ナイト流の不確実性)」という(空欄B)。経済学ではこの両者を明確に区別する。 コールオプションは原資産を将来一定価格で買う権利を指す金融用語であり、確率予測の有無を表す概念ではないため、ア・イ・エは誤り。よって正しい組み合わせはA:リスク、B:不確実性であり、正解はオである。 (出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第13問)

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