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経済学・経済政策難易度: 標準2026年度

中小企業診断士 予想問題|経済学・経済政策 第108問

問題

共有地の悲劇と私有化に関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1共有資源の過剰利用を防ぐ方法として所有権の設定・政府規制・自主管理の3つのアプローチがある
  2. 2共有地の悲劇は私的所有権が確立した財に発生する問題であり共有財には起きない
  3. 3コースの定理によれば取引費用の有無に関わらず権利配分が共有地問題を完全に解決する
  4. 4オストロムの研究では政府規制のみが共有資源管理に有効であり自主管理は失敗するとされる

正解

1. 共有資源の過剰利用を防ぐ方法として所有権の設定・政府規制・自主管理の3つのアプローチがある

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解説

正解アは、共有資源(コモンプール財)の過剰利用問題に対する3つのアプローチとして、所有権の設定(私有化)、政府規制、コミュニティによる自主管理があることを正しく述べている。イは共有地の悲劇は共有資源において排除性がなく競合性があるために発生する問題で、私的所有権が確立されれば発生しない。エの逆。ウはコースの定理は取引費用がゼロの場合に権利配分にかかわらず効率的解決が可能とする定理で、取引費用の存在が前提を破る。エはオストロム(ノーベル経済学賞)の研究はコミュニティによる自主管理の有効性を示しており、政府規制のみが有効とは結論していない。

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