問題
選択肢
- 1ラッファー曲線
- 2フィリップス曲線
- 3ローレンツ曲線
- 4IS曲線
正解
1. ラッファー曲線
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解説
税率をどんどん上げていけば税収もどんどん増えそうですが、実はある点を超えると逆に税収が減ってしまう、という関係を図にしたのがラッファー曲線です。考え方の出発点は両端の極端なケースです。税率0%なら当然税収はゼロ。では税率100%なら税収は最大かというと、これもゼロになります。働いても稼ぎが全部税金で取られるなら誰も働かず、課税対象となる所得そのものが消えてしまうからです。 ということは、0%と100%の間のどこかに税収を最大化する税率が存在するはずだ、というのがラッファーの主張です。曲線は山なりの形になり、その頂点が最適税率を表します。この考えは、税率が高すぎる場合には減税すればかえって税収が増える可能性がある、という主張につながり、1980年代アメリカのレーガン政権が掲げたサプライサイド経済学(供給重視の経済政策)の理論的根拠となりました。ただし現実にどの税率が頂点なのかを特定するのは難しく、減税が必ず税収増をもたらすわけではない点には議論があります。フィリップス曲線は失業とインフレ、ローレンツ曲線は所得分布、IS曲線は財市場の均衡を表すもので、税率と税収の関係を示すラッファー曲線とはまったく別の道具です。
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