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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第330問

問題

二部料金制の具体例として最も適切なものはどれか?

選択肢

  1. 1遊園地の入場料+乗り物料金
  2. 2映画の学割
  3. 3量り売りの割引
  4. 4季節による価格変動

正解

1. 遊園地の入場料+乗り物料金

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解説

料金を「定額の基本料金」と「使った分だけかかる従量料金」の二段構えにする価格設定を二部料金制(二部料金制)といいます。最も分かりやすい例が遊園地です。まず入場するときに入場料を払い、その上で各アトラクションに乗るたびに乗り物料金を払う、という構造がまさに二部料金制です。携帯電話の基本料金+通話料、電気やガスの基本料金+従量料金なども同じ仕組みです。 なぜ企業はこんな料金体系を使うのでしょうか。ねらいは消費者余剰をうまく吸収して利益を増やすことにあります。従量料金を限界費用近くまで下げて利用量を増やしてもらいつつ、本来なら消費者の手元に残っていたお得分(消費者余剰)を固定料金(入場料)として回収する、という戦略です。これにより、単一の価格をつける場合より企業の利潤を大きくできます。選択肢にある映画の学割や量り売りの割引は、客の属性や購入量に応じて価格を変える価格差別の一種ではありますが、固定+従量という二段構造ではありません。季節による価格変動も需要に応じた価格調整であって二部料金制とは異なります。「基本料金+使用料」という二層構造が二部料金制の決め手です。

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