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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第326問

問題

その他の包括利益累計額に含まれるものはどれか?

選択肢

  1. 1その他有価証券評価差額金
  2. 2繰越利益剰余金
  3. 3資本準備金
  4. 4利益準備金

正解

1. その他有価証券評価差額金

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解説

その他の包括利益累計額に含まれるものは、その他有価証券評価差額金です。これが正解です。 まず包括利益という考え方を押さえましょう。通常の当期純利益には反映されないけれど、純資産を増減させる評価の変動があります。たとえば長期保有目的の株式(その他有価証券)の時価が値上がりしても、まだ売っていない以上、その含み益を当期純利益に入れてしまうと未実現の儲けで利益を膨らませることになります。そこで、こうした含み損益は損益計算書を通さず、その他の包括利益として貸借対照表の純資産の部に直接ためておきます。その累積額がその他の包括利益累計額です。 ここに含まれる主なものは四つで、その他有価証券評価差額金、繰延ヘッジ損益、為替換算調整勘定、退職給付に係る調整累計額です。いずれも「まだ確定していない評価の変動」という共通点があります。 間違えやすい選択肢を見てみましょう。繰越利益剰余金は過去に稼いだ利益の蓄積、資本準備金は株主からの払込みのうち資本金にしなかった分、利益準備金は配当時に積み立てる法定準備金で、これらはいずれも株主資本に属するものであって、その他の包括利益累計額ではありません。評価の変動か、確定した利益・払込みか、という違いで区別しましょう。

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