問題
社会的選択理論に関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1アローの不可能性定理は合理的な社会的意思決定ルールの存在に関する限界を示した定理である
- 2アローの不可能性定理は完全競争市場では資源配分が最適化されないことを示す
- 3多数決は常に推移的な社会的選好順序を生み出すと証明されている
- 4中位投票者定理は多数決で最も貧しい投票者の選好が必ず実現することを示す
正解
1. アローの不可能性定理は合理的な社会的意思決定ルールの存在に関する限界を示した定理である
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解説
アローの不可能性定理は、一定の合理的条件(パレート性・無関係選択肢からの独立性・非独裁性等)を同時に満たす社会的意思決定ルールは存在しないことを示した社会的選択理論の中心命題です。イはアローの定理は集合的意思決定ルールの存在に関するもので、市場の資源配分とは別の議論です。ウは多数決は投票のパラドックス(コンドルセのパラドックス)が示すように推移性を持たないことがあります。エは中位投票者定理は中位(メディアン)の投票者の選好が実現する命題で、最貧層の選好ではありません。
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