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経済学・経済政策難易度: 標準2007年度

中小企業診断士 過去問|経済学・経済政策 第2問

問題

次の均衡 GDP の決定に関する文章を読んで、下記の設問に答えよ。X − M 線と(S + T)−(I + G)線の交点 E で生産物市場が均衡し、均衡 GDP は Y₀ の水準に決定される。X − M 線または(S + T)−(I + G)線がシフトすれば、それによって均衡 GDP や経常収支の水準も変化する。 (設問2)文中の下線部について、最も適切な記述の組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 減税は(S + T)−(I + G)線を上方にシフトさせる。 b 政府支出の増加は(S + T)−(I + G)線を下方にシフトさせ、均衡 GDP の増加と経常収支の悪化を引き起こす。 c 投資の増加は(S + T)−(I + G)線を下方にシフトさせ、均衡 GDP の増加と経常収支の改善を引き起こす。 d 独立輸入の増加は X − M 線を下方にシフトさせ、均衡 GDP の増加と経常収支の悪化を引き起こす。 e 輸出の増加は X − M 線を上方にシフトさせ、均衡 GDP の増加と経常収支の改善を引き起こす。

経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1aとc
  2. 2aとe
  3. 3bとd
  4. 4bとe
  5. 5cとd

正解

4. bとe

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解説

bは正しい。政府支出 G の増加は −(I + G)を小さく(マイナス方向に)するため(S + T)−(I + G)線は下方にシフトし、均衡 GDP は増加する。所得増は輸入 M を増やすので経常収支は悪化する。eも正しい。輸出 X の増加は X − M 線を上方にシフトさせ、均衡 GDP を増加させるとともに、経常収支(X − M)を直接改善させる。したがって「bとe」でエが正解。 aは誤り。減税は可処分所得を増やして貯蓄 S を増やす一方、租税 T を減らすため(S + T)−(I + G)線は下方にシフトする。cは誤り。投資増は(S + T)−(I + G)線を下方にシフトさせ GDP を増やすが、所得増で輸入が増えるため経常収支は悪化する。dも、均衡 GDP は減少するので誤り。したがって正解はエである。 (出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第4問 設問2)

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