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経済学・経済政策難易度: 標準2007年度

中小企業診断士 過去問|経済学・経済政策 第2問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。下表は、 A 国と B 国が、農業製品または工業製品を1単位生産するのに必要な生産要素量(労働力)を示している。       農業製品 工業製品 A国     5     6 B国     3     1 (設問2)A 国と B 国が比較優位の原理にしたがって貿易を行おうとするとき、両国間での貿易のパターンとして、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1A 国は、工業製品も農業製品も輸出できない。
  2. 2A 国は、両国間で貿易が行われるとすれば、農業製品を輸出する。
  3. 3B 国は、 A 国に比べ同程度の生産要素の賦存量を持つとすると、農業製品を輸出するが、 A 国に比べ賦存量が大きいと、工業製品を輸出する。
  4. 4B 国は、両国間で貿易が行われるとすれば、農業製品を輸出する。

正解

2. A 国は、両国間で貿易が行われるとすれば、農業製品を輸出する。

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解説

設問1で確認したとおり、A 国は農業製品に、B 国は工業製品に比較優位を持つ。比較優位の原理に従えば、各国は比較優位を持つ財に特化して輸出するため、A 国は農業製品を輸出し、B 国は工業製品を輸出する。したがって「A 国は農業製品を輸出する」とするイが正しい。 アは誤り。A 国は農業製品に比較優位を持つため農業製品を輸出でき、輸出できないとはいえない。ウは誤り。比較優位は両国の機会費用(生産技術)の相対関係で決まり、生産要素の賦存量の多寡によって輸出する財が入れ替わるわけではないため、賦存量で説明する記述は不適切。エは誤り。農業製品を輸出するのは A 国であり B 国ではない。したがって正解はイである。 (出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第14問 設問2)

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