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経済学・経済政策難易度: 標準2007年度

中小企業診断士 過去問|経済学・経済政策 第3問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。談合を行った企業 X ・企業 Y が黙秘(協調)か自白(非協調)かを選択する囚人のジレンマの状況を想定する。 (設問3)同じゲームでも無限回の繰り返しゲームになると、協調解が均衡解として成立することが知られている。この理論を表す最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1戦略的補完性
  2. 2パレート最適
  3. 3フォーク定理
  4. 4ベイジアン・ナッシュ均衡
  5. 5ミニマックス原理

正解

3. フォーク定理

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解説

1回限りの囚人のジレンマでは互いに裏切り(自白)がナッシュ均衡となるが、ゲームが無限回繰り返される場合には、裏切りに対して将来の協調を打ち切る(トリガー戦略など)といった報復が可能となり、十分に将来を重視すれば協調解を含む幅広い結果が均衡として成立しうる。これを示すのが「フォーク定理」である。よってウが正解。 アの戦略的補完性は相手の行動を強める方向に自分の最適行動が動く性質、イのパレート最適は他者を悪化させずに改善できない資源配分の状態、エのベイジアン・ナッシュ均衡は不完備情報ゲームの均衡概念、オのミニマックス原理は最悪の結果を最小化する意思決定基準であり、いずれも無限繰り返しゲームで協調解が成立することを示す理論ではない。したがって正解はウである。 (出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第15問 設問3)

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