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経済学・経済政策難易度: 標準2008年度

中小企業診断士 過去問|経済学・経済政策 第14問

問題

何度も飛行機に乗ることを経験するごとに、自動車に乗ることよりも危険の発生確率が低いことを知ることによって飛行機を利用するという選択を行う場合がある。このような行動心理学の考え方の背景には、「ある結果(データ)が得られたとき、その結果を反映させて事後確率を求める」という考え方があるが、その考え方を表す言葉として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1ガウス・マルコフの定理
  2. 2コースの定理
  3. 3中心極限定理
  4. 4ベイズの定理

正解

4. ベイズの定理

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解説

「ある結果(データ)が得られたとき、その情報を反映させて事前確率を更新し事後確率を求める」という考え方は「ベイズの定理(ベイズ更新)」である。飛行機に何度も乗って安全だという経験(データ)を得るたびに「飛行機は危険」という当初の見積もり(事前確率)を更新し、より低い事故確率(事後確率)に修正していく行動はベイズ更新の典型例であり、エが正しい。 アのガウス・マルコフの定理は最小二乗推定量が最良線形不偏推定量となる条件を示す統計学の定理、イのコースの定理は取引費用がゼロなら当事者間の交渉で外部性が効率的に解決されるとする命題、ウの中心極限定理は標本平均の分布が正規分布に近づくことを示す定理であり、いずれも事後確率の更新を表すものではない。したがって正解はエである。 (出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第14問)

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