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経済学・経済政策難易度: 標準2008年度

中小企業診断士 過去問|経済学・経済政策 第16問

問題

いわゆるサブプライムローン問題が大きな問題となっている。金融機関が不良債権を抱えた場合、一定の自己資本比率を維持するために必要な方策として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 貸し出しの減少 b 貸し出しの増加 c 他社による当該金融機関への資本注入 d 他社の株式購入

選択肢

  1. 1aとc
  2. 2aとd
  3. 3bとc
  4. 4bとd

正解

1. aとc

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解説

自己資本比率は「自己資本÷リスク資産(分母)」で計算される。不良債権が発生して自己資本が毀損したとき、一定の比率を維持するには、分母であるリスク資産を圧縮するか、分子である自己資本を増やすかのいずれかが必要となる。 a「貸し出しの減少」は貸出(リスク資産)を圧縮して分母を小さくするため比率の維持・改善に有効である(いわゆる貸し渋り・貸しはがしの一因)。c「他社による資本注入」は分子の自己資本を直接増やすため有効である。 一方、b「貸し出しの増加」はリスク資産(分母)を増やして比率を低下させるため逆効果。d「他社の株式購入」はリスク資産を増やし自己資本を費消する方向で比率の維持には資さない。よって正しい組み合わせはaとcで、正解はアである。 (出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第16問)

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