問題
境界標の設置及びその費用に関する記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- 1境界標の設置は、隣地所有者の一方が単独で費用を負担しなければならない
- 2土地の所有者は、隣地の所有者と共同の費用で境界標を設けることができる
- 3境界標の設置及び保存の費用は、常に両者が相隣接する土地の面積の割合で分担する
- 4境界線上に設けた境界標は、設置費用を多く負担した者の単独所有と推定される
正解
2. 土地の所有者は、隣地の所有者と共同の費用で境界標を設けることができる
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解説
民法223条は、土地の所有者は隣地の所有者と共同の費用で境界標を設けることができると定めるので、共同の費用で設けることができるとする記述が正しい。民法224条本文は境界標の設置及び保存の費用は相隣者が等しい割合で負担すると定めており、一方が単独で負担するわけではないので、隣地所有者の一方が単独で費用を負担するとする記述は誤り。同条ただし書は測量の費用についてのみ土地の広狭に応じて分担すると定めるにとどまり、設置費用まで面積割合になるわけではないので、常に土地の面積の割合で分担するとする記述も誤り。境界線上に設けた境界標や囲障等は相隣者の共有に属するものと推定されるのが原則であり(民法229条)、費用負担額により単独所有と推定されることはないので、費用を多く負担した者の単独所有と推定されるとする記述も誤りである。
一問一答
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