問題
公示価格の効力等に関する次の記述のうち、地価公示法の規定によれば正しいものはどれか。
選択肢
- 1不動産鑑定士が公示区域内の土地について正常な価格を求めるときは、公示価格を規準としなければならない
- 2一般の土地の取引を行う者は、公示価格と同額で取引を行わなければならない
- 3土地収用法により収用する土地に対する補償金の額の算定において、公示価格を規準とすることは認められていない
- 4正常な価格とは、当該土地に建物が存する場合には、その建物が存する状態を前提として通常成立すると認められる価格をいう
正解
1. 不動産鑑定士が公示区域内の土地について正常な価格を求めるときは、公示価格を規準としなければならない
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解説
地価公示法8条は、不動産鑑定士が公示区域内の土地について正常な価格または限定価格等を求めるときは、公示価格を規準としなければならないと定める。規準とするとは、同法11条により、対象土地と類似する利用価値を有する1または2以上の標準地との比較を行い、その公示価格と対象土地の価格との間に均衡を保たせることをいう。一般の土地取引を行う者については同法1条の2により公示価格を指標として取引を行うよう努める義務にとどまり、同額での取引は強制されない。同法9条は公共事業用地の取得価格、10条は収用する土地の補償金額の算定について公示価格を規準とすべき旨を定める。また同法2条1項の正常な価格は、建物等の定着物や使用収益を制限する権利が存する場合にはこれらが存しないものとして成立すると認められる価格である。
一問一答
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