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練習問題難易度:

宅地建物取引士 一問一答練習問題 第714問

問題

時効の完成猶予および更新に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1債権者が催告をすると、その時から新たに時効期間が進行する
  2. 2裁判上の請求をしたが訴えの取下げにより確定判決を得ないまま終了した場合、その終了の時から6か月を経過するまでは時効は完成しない
  3. 3債務者が債務の一部を弁済しても、時効の更新の効力は生じない
  4. 4協議を行う旨の合意が書面でされた場合でも、時効の完成猶予の効力は生じない

正解

2. 裁判上の請求をしたが訴えの取下げにより確定判決を得ないまま終了した場合、その終了の時から6か月を経過するまでは時効は完成しない

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解説

正解は、裁判上の請求が訴えの取下げにより確定判決を得ないまま終了した場合に終了の時から6か月を経過するまで時効は完成しないとする記述である。民法147条1項により裁判上の請求がされている間は時効の完成が猶予され、確定判決等によって権利が確定することなくその事由が終了した場合には、終了の時から6か月を経過するまで完成が猶予される(同項かっこ書)。権利が確定したときは、その時から新たに時効期間が進行する(同条2項)。催告をするとその時から新たに時効期間が進行するとする記述は誤りで、催告は催告の時から6か月間の完成猶予にとどまり、更新の効力はなく、再度の催告による猶予の繰り返しも認められない(150条)。一部弁済に更新の効力が生じないとする記述も誤りで、一部弁済は権利の承認にあたり、承認の時から新たに時効期間が進行する(152条1項)。協議を行う旨の書面による合意に完成猶予の効力が生じないとする記述も誤りである(151条)。

一問一答

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