問題
葛根湯(かっこんとう)の適応として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1感冒の初期で寒気がして発汗していない比較的体力のある人
- 2汗をかきやすい虚弱体質者の慢性の咳
- 3不安・不眠を主訴とする心身症
- 4胃腸虚弱者の食欲不振
正解
1. 感冒の初期で寒気がして発汗していない比較的体力のある人
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解説
正解は「感冒の初期で寒気がして発汗していない比較的体力のある人」である。葛根湯は体力中等度以上で、かぜのひきはじめに悪寒・発熱があって自然発汗のない人や、肩こり・頭痛・筋肉痛に用いる。構成生薬に麻黄と甘草を含むため、麻黄による交感神経刺激(動悸・血圧上昇・不眠)と、甘草による偽アルドステロン症(むくみ・血圧上昇・低カリウム血症)に注意が必要で、心臓病・高血圧・甲状腺機能亢進症の人や高齢者は慎重に用いる。誤答の虚弱者の慢性の咳・心身症・胃腸虚弱の食欲不振はいずれも葛根湯の適応ではなく、汗が出ている人や著しく胃腸の弱い人には不向きである点が頻出する。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習